日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2025年5月公表分)作成記事

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日本FP協会 3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 学科試験(2025年5月公表分)

※この記事は、日本FP協会公表の2025年5月FP3級学科試験をもとに、WordPress掲載用に改行・表記を整えた加工版です。図のある問題は文章化しています。法令基準日は問題冊子の注意書きにしたがい、2024年4月1日現在です。

はじめに

この記事では、FP3級学科試験の2025年5月公表分を、初心者向けにわかりやすく整理しています。

答えはクリックすると開く形にしているので、まずは自分で考えてから確認してみてください。

FP3級学科試験 2025年5月公表分【問1〜問30】

問1

税理士登録のないFPが、反復継続して確定申告書を作成しても、無料なら税理士法に触れない。

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正解:×

わかりやすい解説:確定申告書の作成を業として行うのは、原則として税理士しかできません。お金を取るかどうかではなく、反復継続して行うかどうかが大切です。

ひっかけポイント:「無料ならOK」と思いやすいですが、無料でもダメです。

覚え方:申告書作成は「有料か無料か」ではなく「資格があるか」で考えます。

補足:FPは一般的な説明や情報提供はできますが、個別の税務書類作成は注意が必要です。

問2

雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は、60歳時点より賃金が85%未満に下がると支給される。

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正解:×

わかりやすい解説:原則として、60歳到達時の賃金に比べて賃金が75%未満になった場合に支給対象になります。

ひっかけポイント:85%という数字に引っ張られやすいです。

覚え方:高年齢雇用継続給付は「75%未満」で覚えましょう。

補足:制度改正が入ることがあるので、本試験では法令基準日もあわせて確認します。

問3

国民年金の第1号被保険者に扶養される20歳以上60歳未満の配偶者は、第3号被保険者になる。

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正解:×

わかりやすい解説:第3号被保険者になれるのは、原則として第2号被保険者に扶養されている配偶者です。第1号被保険者の配偶者は第3号にはなりません。

ひっかけポイント:「扶養されている配偶者」という言葉だけで第3号と決めないことが大切です。

覚え方:第3号は「会社員・公務員の配偶者」と覚えると整理しやすいです。

補足:自営業者の配偶者は自分で国民年金に加入するのが基本です。

問4

国民年金の第3号被保険者は、iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入できる。

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正解:

わかりやすい解説:第3号被保険者でも、一定の要件を満たせばiDeCoに加入できます。

ひっかけポイント:「扶養に入っているから加入できない」と思い込みやすいです。

覚え方:iDeCoは第1号・第2号・第3号の多くの人が対象です。

補足:掛金の上限額は立場によって異なります。

問5

小規模企業共済の掛金月額は、1,000円から7万円までの範囲で、500円単位で選べる。

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正解:

わかりやすい解説:小規模企業共済の掛金は、1,000円〜7万円の範囲で500円刻みで設定できます。

ひっかけポイント:上限額や刻み幅を入れ替えて出されやすいです。

覚え方:「1,000円スタート、7万円上限、500円刻み」です。

補足:個人事業主や小規模企業の役員などが対象です。

問6

生命保険の契約転換では、転換後契約の保険料は、転換前契約に入ったときの年齢で計算される。

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正解:×

わかりやすい解説:契約転換後の保険料は、通常、転換時の年齢で計算されます。昔入ったときの若い年齢ではありません。

ひっかけポイント:「前の契約を使うから年齢もそのまま」と考えると間違えます。

覚え方:新しい契約の保険料は「今の年齢」で決まる、と覚えましょう。

補足:転換では下取りのように積立部分が使われることがあります。

問7

更新型の定期保険特約付終身保険は、更新のたびに告知が必要で、健康状態によっては更新できない。

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正解:×

わかりやすい解説:更新型の定期保険特約は、一般に更新時にあらためて告知をしなくても更新できます。

ひっかけポイント:新規加入と更新を同じように考えるとミスしやすいです。

覚え方:更新型は「健康状態より年齢アップで保険料アップ」がポイントです。

補足:更新のたびに保険料は高くなるのが一般的です。

問8

個人年金保険の終身年金では、他の条件が同じなら、女性の保険料は男性より高くなる。

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正解:

わかりやすい解説:終身年金は長生きするほど受け取る期間が長くなります。一般に女性のほうが平均寿命が長いため、保険料が高くなりやすいです。

ひっかけポイント:死亡保険と年金保険を混同しないことが大切です。

覚え方:「長く受け取れそうな人ほど、年金保険料は高め」と考えると理解しやすいです。

補足:商品ごとに細かな条件は違います。

問9

国内旅行傷害保険では、一般に、国内旅行中に起きた細菌性食中毒も補償対象になる。

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正解:

わかりやすい解説:国内旅行傷害保険では、普通のケガだけでなく、細菌性食中毒などが補償対象になることがあります。

ひっかけポイント:「傷害保険だから食中毒は対象外」と決めつけやすいです。

覚え方:旅行保険はケガ以外も一部カバーすると覚えておきましょう。

補足:実際の補償内容は約款で確認が必要です。

問10

自動車保険の人身傷害保険では、運転者に過失があっても、保険金額を限度に損害額が補償される。

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正解:

わかりやすい解説:人身傷害保険は、過失割合にかかわらず、実際の損害額を補償する仕組みです。

ひっかけポイント:対人賠償保険と混同しやすいです。

覚え方:人身傷害は「自分側のケガの補償」と押さえましょう。

補足:上限は契約している保険金額までです。

問11

アメリカの金利が上がり、日本との金利差が広がると、一般に米ドル高・円安の要因になる。

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正解:

わかりやすい解説:金利が高い国の通貨は買われやすくなります。そのため米国金利が上がると、一般に米ドルが買われやすく、円安要因になります。

ひっかけポイント:金利差と為替の向きを逆にしやすいです。

覚え方:「金利が高い通貨は買われやすい」で覚えましょう。

補足:実際の為替は政治や景気など他の要因でも動きます。

問12

公社債投資信託は、信託財産に株式をまったく組み入れることができない。

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正解:

わかりやすい解説:公社債投資信託は、名前のとおり主に公社債で運用し、株式は組み入れられません。

ひっかけポイント:株式投資信託との違いをあいまいにすると失点します。

覚え方:「公社債投信に株は入らない」です。

補足:試験では「公社債投信」と「株式投信」の違いをよく問われます。

問13

一般に、市場金利が上がると債券価格は上がり、市場金利が下がると債券価格は下がる。

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正解:×

わかりやすい解説:債券価格と市場金利は逆に動くのが基本です。市場金利が上がると債券価格は下がります。

ひっかけポイント:上がる・下がるが逆になっていないか、落ち着いて確認しましょう。

覚え方:「金利と債券価格はシーソー」です。

補足:FP試験ではとてもよく出る基本論点です。

問14

上場株式の普通取引では、指値注文は成行注文より優先して成立する。

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正解:×

わかりやすい解説:売買の優先順位は、まず成行注文、そのあとに指値注文です。

ひっかけポイント:「価格を指定している指値のほうが強そう」と感じやすいですが逆です。

覚え方:注文優先は「成行が先」と覚えましょう。

補足:同じ条件なら時間が早い注文が優先されます。

問15

犯罪収益移転防止法では、金融機関などは取引記録を作成し、原則7年間保存する。

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正解:

わかりやすい解説:マネーロンダリング防止のため、金融機関などには本人確認や取引記録の保存義務があります。

ひっかけポイント:保存年数を5年と混同しやすいです。

覚え方:「取引記録は7年保存」で押さえましょう。

補足:本人確認の保存ルールとあわせて見直すと覚えやすいです。

問16

医療保険で受け取る入院給付金は、所得税では非課税である。

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正解:

わかりやすい解説:病気やケガにより受け取る入院給付金や手術給付金は、原則として非課税です。

ひっかけポイント:保険金だから全部課税されると考えないことが大切です。

覚え方:「治療目的の給付金は非課税」と覚えましょう。

補足:満期保険金や解約返戻金とは扱いが違います。

問17

給与収入が103万円以下なら、給与所得の金額は0円になる。

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正解:×

わかりやすい解説:給与所得は「給与収入−給与所得控除」で計算します。給与収入103万円の場合、給与所得が自動的に0円になるわけではありません。

ひっかけポイント:「103万円の壁」と「給与所得0円」を同じ意味で考えると危険です。

覚え方:103万円は税金計算の目安であって、給与所得が必ず0になる線ではないと押さえましょう。

補足:基礎控除など、他の控除も関係します。

問18

個人事業主の商品の売上原価は、「期末棚卸高+仕入額−期首棚卸高」で求める。

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正解:×

わかりやすい解説:正しい式は、期首商品棚卸高+仕入金額−期末商品棚卸高です。

ひっかけポイント:期首と期末が入れ替わって出されやすいです。

覚え方:「最初にあったもの+仕入れ−最後に残ったもの」です。

補足:簿記の基本でもあるので、図で考えるとわかりやすいです。

問19

賃貸アパートの土地と建物を売ったときの譲渡損失は、他の所得と損益通算できない。

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正解:

わかりやすい解説:土地や建物の譲渡で出た損失は、原則として他の所得と損益通算できません。

ひっかけポイント:事業に使っていた不動産だから通算できそう、と考えやすいです。

覚え方:「不動産の譲渡損は通算しにくい」と押さえましょう。

補足:居住用財産の特例など、例外もあります。

問20

納税者の合計所得金額が1,000万円を超えると、配偶者の所得に関係なく配偶者控除は受けられない。

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正解:

わかりやすい解説:配偶者控除は、納税者本人の合計所得金額が1,000万円以下であることが条件のひとつです。

ひっかけポイント:配偶者の収入だけに目が行きやすいです。

覚え方:配偶者控除は「本人1,000万円以下」が大前提です。

補足:配偶者特別控除もあわせて整理すると覚えやすいです。

問21

不動産登記で、所有権に関する事項は権利部の甲区に記録される。

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正解:

わかりやすい解説:登記記録では、所有権に関する事項は甲区、所有権以外の権利は乙区に記録されます。

ひっかけポイント:甲区と乙区を逆にしやすいです。

覚え方:「甲区=所有権、乙区=それ以外」で覚えましょう。

補足:抵当権は乙区に記録されます。

問22

定期借地権の契約は、種類に関係なく必ず公正証書でしなければならない。

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正解:×

わかりやすい解説:定期借地権には種類があり、どの定期借地権でも必ず公正証書が必要というわけではありません。

ひっかけポイント:「定期借地権=公正証書必須」と一括で覚えると危険です。

覚え方:種類ごとにルールが違う、と整理しておきましょう。

補足:事業用定期借地権では公正証書が重要なポイントになります。

問23

市街化区域内の開発行為は、規模に関係なくすべて都道府県知事等の許可が必要である。

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正解:×

わかりやすい解説:市街化区域内でも、開発許可が必要かどうかは一定の規模要件などで判断されます。すべて一律ではありません。

ひっかけポイント:「市街化区域=全部許可必要」と思い込みやすいです。

覚え方:都市計画法は「場所だけでなく規模も見る」と覚えましょう。

補足:市街化調整区域との違いもセットで確認しておくと強いです。

問24

土地や建物を取得して所有権移転登記をするときにかかる税金は、登録免許税である。

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正解:

わかりやすい解説:登記をするときに課される税金は登録免許税です。

ひっかけポイント:不動産取得税と混同しやすいです。

覚え方:「登記にかかる税金=登録免許税」と整理しましょう。

補足:不動産取得税は取得そのものに対してかかる地方税です。

問25

土地所有者が入居予定企業から建設資金を借りて、その企業向けの建物を建てて貸す方式を、事業受託方式という。

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正解:×

わかりやすい解説:この説明は、一般に建設協力金方式の内容です。事業受託方式とは違います。

ひっかけポイント:土地活用の方式名を入れ替えて出されやすいです。

覚え方:借主から建設資金を受けるなら「建設協力金方式」と覚えましょう。

補足:サブリース方式や等価交換方式との違いも整理しておくと安心です。

問26

教育資金の一括贈与の非課税限度額は、受贈者1人につき2,000万円で、そのうち学校以外への支払いは1,000万円までである。

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正解:×

わかりやすい解説:この数字は誤りです。教育資金の一括贈与の非課税制度は、限度額を正確に覚える必要があります。

ひっかけポイント:2,000万円と1,000万円に見覚えがあると、そのまま選びやすいです。

覚え方:教育資金の非課税は「1,500万円、学校外は500万円」と押さえるのが基本です。

補足:制度内容は改正されることがあるため、基準日に注意しましょう。

問27

公正証書遺言は証人2人以上が必要で、推定相続人はその証人になれない。

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正解:

わかりやすい解説:公正証書遺言には証人2人以上が必要です。また、利害関係のある推定相続人などは証人になれません。

ひっかけポイント:証人の人数と、なれない人の範囲を混同しやすいです。

覚え方:「公正証書遺言は証人2人、相続人はダメ」で覚えましょう。

補足:未成年者も証人になれません。

問28

死亡保険金の非課税限度額は、1,000万円×法定相続人の数で計算する。

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正解:×

わかりやすい解説:死亡保険金の非課税限度額は、500万円×法定相続人の数です。

ひっかけポイント:500万円を1,000万円に変えて出すのは定番です。

覚え方:「生命保険の非課税は500万円×人数」です。

補足:死亡退職金にも同じ計算式があります。

問29

配偶者の相続税軽減は、法定相続分相当額または2億円の多いほうまでなら税額が出ない。

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正解:×

わかりやすい解説:正しくは、法定相続分相当額または1億6,000万円のいずれか多い額までです。

ひっかけポイント:1億6,000万円を2億円に変えてくる問題はよくあります。

覚え方:配偶者の税額軽減は「1億6,000万円」で覚えましょう。

補足:申告が必要なケースもあるので、ゼロだから何もしなくてよいとは限りません。

問30

贈与税の申告書は、受贈者が贈与者の住所地の税務署に提出する。

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正解:×

わかりやすい解説:贈与税の申告書は、受贈者が受贈者自身の住所地を管轄する税務署に提出します。

ひっかけポイント:贈与者の住所地と受贈者の住所地を間違えやすいです。

覚え方:贈与税は「もらった人の税金」。出すのももらった人の住所地です。

補足:相続税は被相続人の住所地が基準になるので、あわせて整理すると混乱しにくいです。

FP3級学科試験 2025年5月公表分【問31〜問60】

問31

Aさんの年間収入等が次のとおりのとき、可処分所得はいくらでしょうか。

  • 給与収入:800万円
  • 所得税・住民税:60万円
  • 社会保険料:100万円
  • 生命保険料:10万円

選択肢:1) 450万円 2) 630万円 3) 640万円

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正解:3) 640万円

わかりやすい解説:可処分所得は、収入から税金と社会保険料を引いた金額です。800万円−60万円−100万円=640万円です。生命保険料はここでは引きません。

ひっかけポイント:生命保険料まで差し引いてしまいやすいです。

覚え方:可処分所得は「自由に使えるお金=税金と社会保険料を引いた後」と覚えましょう。

補足:家計管理の基本でよく出る計算です。

問32

協会けんぽの任意継続被保険者として加入できる期間は最長でどれでしょうか。

選択肢:1) 1年 2) 2年 3) 5年

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正解:2) 2年

わかりやすい解説:退職後に健康保険を任意継続できる期間は、原則として最長2年です。

ひっかけポイント:1年と迷いやすいです。

覚え方:任意継続は「最長2年」で固定して覚えましょう。

補足:退職後は国民健康保険との比較も大切です。

問33

65歳時点で老齢基礎年金の受給資格があり、70歳0カ月で繰下げ請求をした場合、60カ月分の増額率はどれでしょうか。

選択肢:1) 30% 2) 36% 3) 42%

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正解:3) 42%

わかりやすい解説:繰下げ1カ月あたり0.7%増額されます。60カ月なら0.7%×60=42%です。

ひっかけポイント:0.5%で計算してしまうミスに注意です。

覚え方:繰下げは「1カ月0.7%アップ」で覚えましょう。

補足:繰上げは減額になるので、反対の制度として整理するとわかりやすいです。

問34

遺族厚生年金を受けられる遺族の範囲として正しいものはどれでしょうか。

選択肢:1) 配偶者、子、父母 2) 配偶者、子、父母、孫、祖父母 3) 配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹

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正解:2) 配偶者、子、父母、孫、祖父母

わかりやすい解説:遺族厚生年金の対象になる遺族は、一定の要件を満たす配偶者・子・父母・孫・祖父母です。

ひっかけポイント:兄弟姉妹を入れてしまいやすいです。

覚え方:遺族厚生年金は「配偶者・子・父母・孫・祖父母」です。

補足:誰が優先されるかも重要な論点です。

問35

フラット35(買取型)の融資金利と保証人について正しい組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 固定金利・保証人不要 2) 固定金利・保証人必要 3) 変動金利・保証人必要

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正解:1) 固定金利・保証人不要

わかりやすい解説:フラット35は全期間固定金利型の住宅ローンで、原則として保証人は不要です。

ひっかけポイント:民間ローンの感覚で保証人が必要と思いやすいです。

覚え方:フラット35は「固定・保証人不要」と押さえましょう。

補足:団体信用生命保険の扱いもあわせて確認しておくと安心です。

問36

損害保険会社が破綻した場合、自賠責保険の補償割合はどれでしょうか。

選択肢:1) 80% 2) 90% 3) 100%

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正解:3) 100%

わかりやすい解説:自賠責保険は被害者保護の性格が強いため、補償割合は100%です。

ひっかけポイント:一般の損害保険の補償割合と混同しやすいです。

覚え方:自賠責は「強制保険・100%補償」と覚えましょう。

補足:任意保険とは扱いが異なります。

問37

生命保険会社がどの予定率を下げると、通常、その後の終身保険の新規契約保険料は高くなるでしょうか。

選択肢:1) 予定利率 2) 予定死亡率 3) 予定事業費率

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正解:1) 予定利率

わかりやすい解説:予定利率が下がると、保険会社が見込める運用益が減るため、その分、保険料は高くなりやすいです。

ひっかけポイント:予定死亡率や予定事業費率と混同しやすいです。

覚え方:予定利率が下がると「割引が小さくなる=保険料上がる」と考えましょう。

補足:保険料を決める三予定率は頻出です。

問38

自賠責保険で、被害者1人あたりの死亡による損害と傷害による損害の支払限度額として正しい組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 死亡3,000万円・傷害120万円 2) 死亡4,000万円・傷害150万円 3) 死亡5,000万円・傷害200万円

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正解:1) 死亡3,000万円・傷害120万円

わかりやすい解説:自賠責保険の限度額は、死亡3,000万円、傷害120万円、後遺障害は程度に応じて決まります。

ひっかけポイント:数字の入れ替え問題に注意です。

覚え方:自賠責は「死亡3,000万、傷害120万」です。

補足:後遺障害は75万円〜4,000万円です。

問39

先進医療特約で、先進医療給付金の対象になるかどうかは、いつの時点で判断するでしょうか。

選択肢:1) 申込日 2) 責任開始日 3) 療養を受けた日

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正解:3) 療養を受けた日

わかりやすい解説:先進医療に当たるかどうかは、実際に療養を受けた日の制度上の扱いで判断します。

ひっかけポイント:契約日や申込日ではありません。

覚え方:先進医療は「受けた日基準」です。

補足:先進医療は将来、対象技術が変わることがあります。

問40

個人年金保険(保証期間付終身年金)で、契約者・被保険者・年金受取人が父で、保証期間内に父が死亡し、残りの保証期間の年金を子が受け取る場合、その年金受給権にかかる税はどれでしょうか。

選択肢:1) 贈与税 2) 相続税 3) 所得税

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正解:2) 相続税

わかりやすい解説:父の死亡によって子が受け取る権利を取得するため、相続税の対象になります。

ひっかけポイント:受け取るのが子なので贈与税と考えやすいです。

覚え方:「死亡がきっかけで権利取得→相続税」と整理しましょう。

補足:保険契約者・被保険者・受取人の組み合わせ問題は頻出です。

問41

追加型株式投資信託を1万口あたり11,500円で購入し、決算時に700円の分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が11,200円になった場合、普通分配金と元本払戻金(特別分配金)の組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 300円・400円 2) 400円・300円 3) 500円・200円

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正解:2) 400円・300円

わかりやすい解説:購入時の基準価額は11,500円、分配後は11,200円なので、元本を下回った300円分が特別分配金です。残りの400円が普通分配金です。

ひっかけポイント:700円全部を普通分配金としてしまいやすいです。

覚え方:購入時より下がった分が特別分配金、と考えましょう。

補足:普通分配金は課税、特別分配金は元本払戻しとして非課税扱いです。

問42

X社の株価1,500円、1株当たり純利益100円、1株当たり純資産1,000円のとき、ROEはどれでしょうか。

選択肢:1) 1.5% 2) 10% 3) 15%

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正解:2) 10%

わかりやすい解説:ROEは自己資本に対してどれだけ利益を出したかを見る指標です。100円÷1,000円=10%です。

ひっかけポイント:株価1,500円を使ってしまうと間違えます。

覚え方:ROEは「利益÷純資産」です。

補足:PERやPBRと計算式を混同しないようにしましょう。

問43

2資産のポートフォリオで、分散投資によるリスク低減効果が最大になる相関係数はどれでしょうか。

選択肢:1) -1 2) 0 3) +1

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正解:1) -1

わかりやすい解説:相関係数が-1だと、2つの資産がちょうど逆に動くため、分散効果が最大になります。

ひっかけポイント:0も分散効果がありますが、最大ではありません。

覚え方:分散効果最大は「完全な逆の動き=-1」です。

補足:+1は同じ動きなので分散効果はほぼありません。

問44

新NISAで、成長投資枠とつみたて投資枠を合わせた非課税保有限度額と、そのうち成長投資枠の上限の組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 1,500万円・1,000万円 2) 1,800万円・1,200万円 3) 2,000万円・1,500万円

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正解:2) 1,800万円・1,200万円

わかりやすい解説:新NISAの非課税保有限度額は合計1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円までです。

ひっかけポイント:年間投資枠と生涯の保有限度額を混同しやすいです。

覚え方:新NISAは「合計1,800万円、成長投資枠1,200万円」です。

補足:つみたて投資枠だけで保有することもできます。

問45

預金保険制度で、一般預金等は1金融機関ごとに元本いくらまでとその利息が保護されるでしょうか。

選択肢:1) 500万円 2) 1,000万円 3) 1,500万円

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正解:2) 1,000万円

わかりやすい解説:定期預金などの一般預金は、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。

ひっかけポイント:当座預金などの全額保護と混同しやすいです。

覚え方:ペイオフは「元本1,000万円+利息」です。

補足:決済用預金は条件を満たせば全額保護です。

問46

一時所得の総収入300万円、収入を得るために支出した金額100万円のとき、一時所得の金額と総所得金額に算入される金額の組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 150万円・50万円 2) 150万円・75万円 3) 200万円・150万円

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正解:2) 150万円・75万円

わかりやすい解説:一時所得は、300万円−100万円−特別控除50万円=150万円です。さらにその2分の1である75万円が総所得金額に算入されます。

ひっかけポイント:特別控除50万円を引き忘れやすいです。

覚え方:一時所得は「まず50万円引く、そのあと2分の1」です。

補足:懸賞金や満期保険金などで問われることがあります。

問47

国民年金基金の掛金は、所得税でどの控除の対象になるでしょうか。

選択肢:1) 生命保険料控除 2) 社会保険料控除 3) 小規模企業共済等掛金控除

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正解:2) 社会保険料控除

わかりやすい解説:国民年金基金の掛金は社会保険料控除の対象です。

ひっかけポイント:iDeCoと混同して小規模企業共済等掛金控除を選びやすいです。

覚え方:国民年金基金は「年金の仲間→社会保険料控除」と整理しましょう。

補足:国民年金保険料も社会保険料控除です。

問48

地震保険料控除について、原則として正しいものはどれでしょうか。

選択肢:1) 5万円を限度に年間支払保険料の全額 2) 5万円を限度に2分の1 3) 10万円を限度に2分の1

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正解:1) 5万円を限度に年間支払保険料の全額

わかりやすい解説:地震保険料控除は、原則として年間支払保険料の全額が対象で、所得税では最高5万円まで控除されます。

ひっかけポイント:旧長期損害保険料の計算と混同しやすいです。

覚え方:地震保険料控除は「全額、上限5万円」です。

補足:住民税では上限額が異なります。

問49

認定長期優良住宅を新築し、住宅ローン控除を受ける場合の控除期間は最長何年でしょうか。

選択肢:1) 10年 2) 13年 3) 15年

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正解:2) 13年

わかりやすい解説:一定の省エネ性能などを満たす住宅では、住宅ローン控除の期間が13年となります。

ひっかけポイント:昔の10年の印象が残っていると間違えやすいです。

覚え方:認定長期優良住宅は「13年」と覚えましょう。

補足:入居年や住宅の種類で条件が変わるので整理が大切です。

問50

1月16日以後に新しく事業を始めた人が、その年分から青色申告の承認を受けたい場合、原則いつまでに申請書を出す必要があるでしょうか。

選択肢:1) 2カ月以内 2) 3カ月以内 3) 6カ月以内

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正解:1) 2カ月以内

わかりやすい解説:その年の1月16日以後に開業した場合、原則として開業日から2カ月以内に青色申告承認申請書を提出します。

ひっかけポイント:「その年の3月15日まで」と混同しやすいです。

覚え方:年の途中で開業したら「2カ月以内」です。

補足:青色申告は節税メリットが大きいので、期限管理が大切です。

問51

宅建業者が自ら売主となる売買で、相手が宅建業者でない場合、受け取れる手付金の上限は代金の何%でしょうか。

選択肢:1) 5% 2) 10% 3) 20%

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正解:3) 20%

わかりやすい解説:宅建業者が売主で、買主が一般消費者などの場合、手付金は代金の20%を超えて受け取れません。

ひっかけポイント:10%と迷いやすいです。

覚え方:宅建業者売主の手付金上限は「2割」です。

補足:保全措置の論点もセットで出やすいです。

問52

面積200㎡の土地に、建築面積100㎡、延べ面積150㎡の2階建て住宅を建てた場合、建ぺい率はいくらでしょうか。

選択肢:1) 50% 2) 75% 3) 100%

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正解:1) 50%

わかりやすい解説:建ぺい率は、建築面積÷敷地面積です。100㎡÷200㎡=50%です。

ひっかけポイント:延べ面積150㎡を使ってしまうと間違えます。

覚え方:建ぺい率は「建築面積」、容積率は「延べ面積」と分けて覚えましょう。

補足:FP試験では建ぺい率と容積率の区別が大事です。

問53

区分所有法で、共用部分の共有持分について正しい組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 戸数割合・規約で変更できる 2) 専有部分の床面積割合・規約で変更できない 3) 専有部分の床面積割合・規約で変更できる

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正解:3) 専有部分の床面積割合・規約で変更できる

わかりやすい解説:共用部分の持分は、原則として専有部分の床面積割合によりますが、規約で別段の定めをすることができます。

ひっかけポイント:「規約で変更できない」と思いやすいです。

覚え方:原則は床面積割合、ただし規約で変更可です。

補足:議決権の割合とあわせて整理すると理解しやすいです。

問54

土地を売ったとき、取得費が不明なら、譲渡収入金額の何%相当額を取得費にできるでしょうか。

選択肢:1) 5% 2) 10% 3) 15%

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正解:1) 5%

わかりやすい解説:取得費がわからない場合は、概算取得費として譲渡収入金額の5%を取得費にできます。

ひっかけポイント:10%や15%に見えてしまうことがあります。

覚え方:概算取得費は「5%」です。

補足:実額がわかるなら、通常は実額のほうが有利なことが多いです。

問55

被相続人の居住用家屋と敷地を相続した子が売却し、空き家の譲渡所得特別控除を使う場合、最高いくらまで控除できるでしょうか。

選択肢:1) 1,000万円 2) 2,000万円 3) 3,000万円

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正解:3) 3,000万円

わかりやすい解説:一定の要件を満たすと、被相続人の居住用財産(空き家)の譲渡所得から最高3,000万円を控除できます。

ひっかけポイント:居住用財産の3,000万円特別控除と混同しても、ここも3,000万円です。

覚え方:空き家特例も「3,000万円控除」で覚えましょう。

補足:耐震改修や取壊しなどの要件確認が大切です。

問56

贈与税の配偶者控除について正しい組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 婚姻10年・2,500万円 2) 婚姻10年・2,000万円 3) 婚姻20年・2,000万円

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正解:3) 婚姻20年・2,000万円

わかりやすい解説:婚姻期間が20年以上の配偶者から、居住用不動産またはその取得資金の贈与を受けたとき、基礎控除とは別に最高2,000万円まで控除できます。

ひっかけポイント:婚姻10年にして出すのは定番です。

覚え方:おしどり贈与は「20年・2,000万円」です。

補足:同じ配偶者からは一生に一度だけ使えます。

問57

家族関係が次のとおりのとき、被相続人Aさんの父Cさんの法定相続分はどれでしょうか。なお、母Dさんはすでに死亡しています。

  • 被相続人Aさん:死亡
  • 配偶者Bさん:存命
  • 父Cさん:存命
  • 母Dさん:死亡
  • 妹Eさん:存命

選択肢:1) 2分の1 2) 3分の1 3) 4分の1

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正解:2) 3分の1

わかりやすい解説:子がいない場合、配偶者と直系尊属が相続人になります。このとき配偶者が3分の2、直系尊属全体で3分の1です。母はすでに死亡しているため、父がその3分の1を受けます。

ひっかけポイント:妹もいるので兄弟姉妹が入ると考えやすいですが、直系尊属がいるため妹は相続人になりません。

覚え方:配偶者+父母なら「配偶者2/3、父母1/3」です。

補足:相続順位の基本を押さえる問題です。

問58

同族株主がいる会社で、同族株主以外の株主が取得した取引相場のない株式の相続税評価額は、原則どの方式で評価するでしょうか。

選択肢:1) 配当還元方式 2) 類似業種比準方式 3) 純資産価額方式

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正解:1) 配当還元方式

わかりやすい解説:同族株主以外の少数株主が持つ非上場株式は、原則として配当還元方式で評価します。

ひっかけポイント:会社規模ごとの原則的評価方式と混同しやすいです。

覚え方:少数株主なら「配当還元方式」と覚えましょう。

補足:同族株主は別の評価方法になることがあります。

問59

貸家の固定資産税評価額が8,000万円、借家権割合30%、賃貸割合100%のとき、貸家の相続税評価額は原則いくらでしょうか。

選択肢:1) 2,400万円 2) 5,600万円 3) 6,560万円

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正解:2) 5,600万円

わかりやすい解説:貸家の評価額は、固定資産税評価額×(1−借家権割合×賃貸割合)です。8,000万円×(1−0.3×1)=5,600万円です。

ひっかけポイント:借地権割合60%を使ってしまいやすいですが、貸家評価ではここでは使いません。

覚え方:貸家は「建物評価額から借家権分を引く」と覚えましょう。

補足:貸家建付地の計算とは別なので区別が必要です。

問60

小規模宅地等の特例で、特定事業用宅地等に該当する場合の限度面積と減額割合の組み合わせはどれでしょうか。

選択肢:1) 200㎡・50% 2) 330㎡・80% 3) 400㎡・80%

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正解:3) 400㎡・80%

わかりやすい解説:特定事業用宅地等は、400㎡までを限度として評価額の80%を減額できます。

ひっかけポイント:特定居住用宅地等の330㎡と混同しやすいです。

覚え方:事業用は「400㎡・80%」、居住用は「330㎡・80%」で分けて覚えましょう。

補足:この論点は数字の比較で整理すると得点しやすいです。

まとめ

FP3級学科試験は、数字を丸暗記するだけではなく、「なぜそうなるのか」を理解することが合格への近道です。

特に、年金・保険・税金・不動産・相続は、似た数字や似た制度が多いので、ひっかけポイントまで含めて覚えておくことが大切です。

このページは、答えをクリックしながら復習できる形にしているので、試験直前の見直しにも使いやすいはずです。

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