2021年7月16日作成 2023年4月11日更新
ここでは6つの係数について書いています。
- 終価係数
- 現価係数
- 減債基金係数
- 資本回収係数
- 年金終価係数
- 年金現価係数
終価係数
今ある額から将来いくらになるかを求める時に使います。
例として
100万円のお金を金利6%で1年複利の商品を3年間預けたらいくらになるか?
といった感じです。
ここで複利という言葉を出しましたが単利という言葉もあり、違いは利息ごとそのまま運用するのが複利です。
一方利息を受け取りそのまま元本だけで運用するのが単利です。
現価係数
こちらは将来の額が決まっていて今いくらあればいいのかを求める時に使います。
例として
3年後に300万円用意したい。金利6%の1年複利で運用したとしたら今いくら必要か?
といった感じです。
減債基金係数
将来の額から積立額を求めるときに使います。
例として
毎月同じ金額だけ積み立てて、金利6%5年後に1000万円にしたい。毎月いくら積立すればいいか?
といった感じです。
資本回収係数
現在の額から年金額や支払い金額などを求める時に使います。住宅ローンの計算はこれを使います。
例として
2000万円の元金を金利6%で運用して5年間受け取るとすると毎月いくら使えますか?
といった感じです。
年金終価係数
積立額から将来の額を求める時に使います。
例として
毎月3万円積み立てて、金利6%で運用すると5年後にいくらになるか?
といった感じです。
年金現価係数
将来毎月受け取りたい金額から今いくらあればいいかを求める時に使います。
例として
5年間毎月5万円を受け取りたい。金利6%で運用出来るとしたらいくら必要か?
といった感じです。
このように係数を使うことにより将来設計のための数字をある程度出せるのがこの6つの係数になります。
参考なれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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