FP1級の実技を受けた私の感想

FP

2021年10月6日更新 2023年4月111日更新

こんにちはマネーライフ研究所のひよこ社長です。
このサイトではお金に関する勉強で学んだ知識を日常生活などで生かせるよう日々研究しています。またマネーリテラシー向上を目的として日々研究しています。
ここではFP1級の実技を受けた私の感想 について書いています。
至らない点もあるかと思いますがよかったら参考にしていただけたら幸いです。
また定期的に記事の更新もしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

はじめに


この記事を見ている方のほとんどはFP1級の学科を合格された人たちだと思います。このFP1級の試験の実技はまず学科の基礎と応用で200点中120点以上、つまり6割を取って実技を受けられるという流れになります。

1級の学科は合格率が10%くらいに対して実技が80%くらいと学科から比べればかなり合格率が高いです。そこだけを見て私は 『面接は楽勝だな』 そう思って正直甘く考えていました。多分誰もが学科を合格した時に思うことだと思います。その10%の狭き門を潜り抜けた精鋭たちが受け、実力のある人だけがこの面接試験(実技)を受けることが出来るわけですから当然のことだと思います。

この1級の学科はホントに勉強をしないと合格はかなり厳しいのでそれに合格したという喜び、安堵感などが油断と慢心を生んでしまいその一人がわたしだったのです笑 これを読んだ方は今からでも気を引き締めて取り組むことをお勧めします!試験で紙に書くのと面接官に説明するのでは全然違いますのでまた違った対策が必要なのかなと感じました。

試験のために準備したこと

まずこの実技試験を勉強する際にそもそも受験者数が少ないせいか攻略法的なものがあまりありません涙 なので受験に申し込む際に付いてきた前回の問題文の設例を元に勉強するか、きんざいのサイトに過去問がダウンロード出来るのでそこからダウンロードする、もしくはきんざいが出している実技対策の問題集を買うかで私はこれで対策をしました。

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当日の流れ

試験の内容なんですが、試験の概要の通りPART1とPART2の2つに分けて計2回行います。私が受けたときはコロナの影響もあってなのか一度受験者全体で広い部屋に集まり、そのあとグループごとに分かれて10人くらいでそれぞれ別の待合室に移動しました。ちなみに午前の部と午後の部があり私は午後の部でした。(結局落ちたので午前の部も受けました笑)

移動前と移動後に試験の説明と呼ばれる順番、先にPART1かPRAT2どちらから設例を面接で答えるのかを教えてくれます。まず設例を読むための時間が15分あります。名前を呼ばれたら設例を渡され、面接官に質問を答えるための準備をします。所持出来るのは筆記用具と電卓のみで、私はボールペンと電卓をもっていきました。

その時の心境なんですが周りは皆さんスーツを着ているからか出来るオーラがにじみ出て私は勝手に劣等感を感じていました笑 15分経過後に待合室から面接官のいる部屋に移動します。案内してくれる試験管の人に『ドアをノックして部屋に入ったら名前を伝えてください。消毒液で消毒してから席に座っていただいて面接を始めてください。』と言われます。結構呼ばれたときにテンパってしまうのでここで思ったのは 『もっと勉強や準備をしておけばよかった涙』 でした(;’∀’)

時間は12分で終了時間になるとベルがなります。長々と説明しているとあっという間に時間が経過します。最後まで答えるには的確にまとめて面接官に説明、伝えることが重要かもしれません。 こういう時に役に立つのは自信と経験で経験は初めてなので仕方ないとしても自身は今まで積み上げてきた努力と練習でそこが足りなかったと面接する前にすでに感じていました。実際面接官の質問に答えるにも頭の中で整理できず、実力が発揮できなかった部分を感じました。幸い設例で貰える用紙にメモは出来ますので質問を想定して記入しておいた分まだマシだった気がします。

不動産と相続事業承継の分野しか中身的には聞かれませんがかなり深いことを実践的に聞かれてしどろもどろになってしまいます。正直これで80%も受かってんのかよって思いました(;_:)ただ気付けたこともありまして学科で得た知識をしっかり実戦で使えるようにこういう試験があり、私自身もこの試験を通じてかなり勉強になったしいい経験が出来たなと感じています。

学科でほぼ暗記した知識がこの実技を受験することによって点と点が線になって繋がった感覚がありました。 この実技の試験の見方としてはより実践的にかつ具体的に顧客の相談に乗れるかということに重視していますので私たちに何がアドバイス出来るかを考えさせられます。

顧客に聞かれた質問以外にこちらが気付いた問題点なども伝えて一緒に解決出来るように相談に乗るスタンスが大事だと改めて痛感しました。やらかしてしまったと感じたのは 面接官に聞かれた質問と違う話をしてしまう 無言になって答えられない 本来答えられるであろう質問に本質が読み取れず思っていた通り答えられなかった ことです(*_*)

 

最後に

結論として顧客側目線で問題を考えることがこの実技試験の一番大事なことだと思いました。そんなのあたりまえだよ、わかってるよと言う方もいると思いますが、その考えが私には足りませんでした。試験に受かりたい気持ちがそもそもこの実技の本質を見えなくしてしまった気がします。

特に不動産は顧客からどういう情報を聞きますかとかこちらが調べて確認することはなんですかという問題に対し、顧客目線にならないと答えが出せず、不動産分野が苦手な私にとっては最初から地獄でした。一つだけ答えたら他にありませんかと聞かれて黙ってしまいましたが試験管の人が誘導してくれて答えを言える部分もありました。

苦手プラス相続対策、税金、特例ばかり勉強してしまい。そもそも顧客の問題点がわからなければアドバイスが出来ないと感じました。 これを読んで頂いている皆さんの参考になれば幸いです。この他にも試験対策や感想、学んだ知識をどう生かすのかなど様々なお金の考え方を発信していきますのでいいなと思った方参考になったと感じた方はこれからもよろしくお願いします。

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