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※本記事はプロモーション(Amazon・楽天等)を含みます。制度は改正されることがあるため、最新は国税庁など公式でご確認ください。
こんにちは、マネーライフ研究所のひよこ社長です(*^^*)
ここでは、FP1級実技試験のPart1で問われやすい相談内容と、問題点を見つける方法について書いています。皆さんの参考になれば幸いです。
FP1級実技のPart1では、相続や事業承継などの設例を読み、顧客が抱えている問題を整理したうえで、解決策を説明する力が求められます。制度名を暗記するだけではなく、「この顧客は何に困っているのか」「どのような提案が適しているのか」を順番に考えることが大切です。
この記事では、設例を読むときの基本的な流れと、面接で使いやすい回答の組み立て方を、初心者にもわかるように整理します。
FP1級実技Part1では何を聞かれる?
設例から顧客の悩みを見つける
設例には、顧客の家族構成、会社の状況、所有している財産、本人の希望などが書かれています。まずは、次のような悩みがないかを探します。
- 後継者に会社を引き継ぎたい
- 自社株が分散している
- 相続税を支払う現金が不足している
- 子ども同士でもめないように財産を分けたい
- 不動産の収益性を改善したい
- 孫に財産や事業を引き継ぎたい
FP1級実技の基本的な回答手順
設例は、次の順番で整理すると答えやすくなります。
- 相談内容を確認する
- → 問題点を整理する
- → 解決策を複数考える
- → 最適な提案を選ぶ
- → 提案理由と注意点を説明する
設例から確認したい主な相談内容
事業承継に関する相談
- 誰が後継者になるのか
- 後継者に経営する意思や能力があるか
- 自社株を誰が持っているか
- 自社株の評価額はいくらか
- 現経営者の退職金を準備できるか
- 事業承継に必要な資金があるか
ここでは「自社株を後継者に集める必要性」や「他の相続人への配慮」もあわせて説明できるようにしておきましょう。
相続税と納税資金に関する相談
相続財産が多くても、現金が少なければ相続税を支払えないことがあります。そこで、次の点を確認します。
- 相続税の概算額
- 預貯金や換金できる資産の金額
- 生命保険の加入状況
- 売却できる不動産の有無
- 死亡退職金の支給予定
生命保険金の非課税限度額は、一定の条件のもとで「500万円 × 法定相続人の数」です。ただし、相続人以外が受け取った死亡保険金には、この非課税枠が適用されません。
遺産分割に関する相談
相続税を減らすことだけでなく、家族間のトラブルを防ぐことも重要です。確認する内容としては、次のようなものがあります。
- 誰に何を残したいか
- 事業用財産を誰が引き継ぐか
- 他の相続人に渡せる財産があるか
- 遺留分に配慮できているか
- 遺言書を作成しているか
- 二次相続まで考えているか
ここでは「節税額だけで判断しない」という注意点を加えると、FPらしい説明になります。
不動産に関する相談
- 賃貸物件の収益性
- 空室や入居者からの不満
- 修繕の必要性
- 隣地購入の効果
- 借入金の返済能力
- 小規模宅地等の特例を使えるか
「相続税対策になるから不動産を購入する」とすぐ結論を出すのではなく、収益性・借入金・管理負担・売却しやすさまで確認する必要があります。
相談内容に対する主な提案例
納税資金を準備する方法
- 生命保険を活用する
- 死亡退職金を準備する
- 預貯金を確保する
- 売却可能な財産を確認する
- 自社株を会社が買い取る方法を検討する
相続税の負担を抑える方法
- 小規模宅地等の特例を検討する
- 生命保険金の非課税枠を確認する
- 自社株の評価方法を確認する
- 生前贈与を検討する
- 事業承継税制の適用条件を確認する
小規模宅地等の特例は、土地の利用状況や取得する相続人などによって適用条件が異なります。居住用・事業用・貸付事業用で限度面積と減額割合も違うため、単純に面積だけで判断できません。
円満に財産を分ける方法
- 遺言書を作成する
- 遺留分に配慮する
- 代償分割を検討する
- 生命保険を活用して受取人を指定する
- 二次相続まで試算する
事業を後継者へ引き継ぐ方法
- 後継者を決める
- 自社株を後継者に集約する
- 株式の贈与や売買を検討する
- 事業承継税制を確認する
- 他の相続人に渡す財産を準備する
面接で使える回答の型
単語を並べるだけでなく、次の順番で答えると伝わりやすくなります。
問題点 → 提案 → 理由 → 注意点
💬 回答例
問題点として、後継者に自社株が集中しておらず、将来の経営判断が不安定になる可能性があります。対策として、株式の贈与や売買、事業承継税制の活用などを検討します。ただし、株式の評価額や税負担だけでなく、他の相続人の遺留分にも配慮する必要があります。税理士や弁護士などの専門家と連携して進めることが大切です。
💬 回答例
問題点として、相続財産に不動産が多く、相続税の納税資金が不足するおそれがあります。対策として、生命保険の活用や、収益性の低い不動産の売却を検討します。ただし、売却のしやすさや売却時の税負担も確認し、家族の希望とあわせて総合的に判断する必要があります。
このような回答例を頭に入れておくと、単なる用語集ではなく、実践的に答えられるようになります。
FPの職業倫理
面接では、FPの職業倫理について問われることもあります。主なものは次のとおりです。
- 顧客利益の優先
- 守秘義務
- 説明義務(アカウンタビリティ)
- 法令順守(コンプライアンス)
- 能力の向上
- インフォームド・コンセント
💬 回答例
私が特に重要だと考えるのは、顧客利益の優先です。FPは自分や金融機関の利益ではなく、顧客の希望や生活状況をふまえて、顧客にとって適切な提案を行う必要があるためです。あわせて、専門用語をかみくだいて説明し、顧客の同意を得ながら進める「インフォームド・コンセント」も大切にしています。
面接前に確認しておきたい制度
法定相続情報証明制度
戸籍謄本などを集めて法定相続情報一覧図を作成し、法務局の確認を受ける制度です。交付された写しは、相続登記や預貯金の相続手続などで利用でき、何度も戸籍一式を提出する手間を減らせます。
小規模宅地等の特例
適用条件が複雑なので、試験では次の内容を確認します。
- 土地を誰が相続するか
- 相続開始前にどのように使われていたか
- 相続後も居住や事業を続けるか
- 所有関係や建物の登記はどうなっているか
生命保険金の非課税
死亡保険金を相続人が受け取った場合、一定の条件で「500万円 × 法定相続人の数」まで非課税になります。
FP1級実技Part1の勉強方法
設例に印を付ける
設例を読むときは、次の情報に印を付けると問題点を見つけやすくなります。
- 顧客の希望
- 家族関係
- 自社株の保有状況
- 不動産の利用状況
- 借入金
- 生命保険
- 問題になりそうな発言
問題点と解決策をセットで覚える
- 自社株が分散している → 後継者への集約を検討する
- 納税資金が不足している → 生命保険や資産売却を検討する
- 相続人同士でもめる可能性がある → 遺言書や代償分割を検討する
- 後継者以外に渡す財産が少ない → 生命保険や他の資産による調整を検討する
📘 FP1級実技対策におすすめの参考書
実技(面接)は、過去問と設例の反復が合格への近道です。最新年度の教材で対策しましょう。
まとめ
FP1級実技Part1では、制度名をたくさん暗記するだけでなく、顧客が抱えている問題を見つけ、解決策と注意点を順番に説明する力が求められます。設例を読むときは、次の順番で整理しましょう。
- 相談内容を確認する
- → 問題点を見つける
- → 複数の解決策を考える
- → 適切な提案を選ぶ
- → 理由と注意点を説明する
特に、相続税対策・納税資金・遺産分割・事業承継・自社株・不動産の6つは、Part1で確認しておきたい重要なテーマです。問題点と解決策をセットで覚え、実際に声に出して回答する練習を繰り返しましょう。
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🐤 ひよこ社長|マネーライフ研究所
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